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抜歯になる原因は多々ありますが、大別すると下記の6つの場合がほとんどを占めます。(矯正のための便宜抜歯は除きます)
●歯槽膿漏
一般的に使われる歯槽膿漏または歯周病という言葉は、歯茎の病気の総称で、軽度なものから重度なものすべてを含んだ意味で使われています。
抜歯の対象になるのは、このうち中等度から重度のものですが、原因の除去や骨の再生、固定という治療法を組み合わせることで、
このうちの何割かの歯が抜かなくてすむようになってきました。
●虫歯
虫歯も見下してはいけません。虫歯を放置し、歯茎の上に出ている部分(歯冠と呼びます)がすべて崩れてしまうこともあるのです。
歯の根(歯根)の方まで虫歯がすすみ、歯茎が覆いかぶさった状態になってしまうと、今までは、抜歯の対象になっていましたが、現在は条件が揃えば、歯根を矯正力で歯茎の下から引っ張り出したり(エクストルージョン)、歯冠延長術(クラウンレングスニング)という治療法で、相当数な歯が抜歯しなくてすむようになってきました。
●歯の根の病気
一度神経を抜いた歯で、根の先に病気が出来てしまうことがあります。膿がたまるので、急性転化すると痛みが出ますが、普段はあまり痛みません。
急性転化して、痛いときによく抜歯されてしまうのですが、根の再治療がうまくいけば、抜歯しないですむ場合もあります。
最近では、3Mix-MP法を応用した根の再治療も効果が出ています。
根の再治療についての詳細はこちらをご覧ください。
●噛み合わせの問題
噛み合わせが何らかの原因によってバランスが崩れると、ある特定の歯に大きな力が加わるようになります。これを咬合性外傷といい、放置すると歯が欠けたり、歯の揺れが見られるようになります。
これもお口全体のバランスを治すことによって、抜歯を回避出来る場合があります。
理想的な噛み合せの基本、犬歯誘導についてはこちらをご覧ください。
●歯のひび割れ
歯によっては、構造上割れやすい歯が存在します。歯根の先まで真っ二つに割れてしまったものはどうしようもありませんが、歯科用部分CTスキャンでのレントゲン診査を行い、割れ方や割れた範囲などによって、ファイバー樹脂でできた心棒による接着や歯冠延長術(クラウンレングスニング)で
抜歯しないですむ歯もあります。
割れた歯の治療法についての詳細は、こちらをご覧ください。
●親知らず
親知らずは、抜かなければならないと思っている方も多いと思いますが、生え方によっては抜歯しないほうが良い場合もあります。
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