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全身管理による治療と聞いて、ほとんどの方が思い浮かべるのは、
内科などでの糖尿病治療や高血圧のコントロールなど、内科系の病気の治療ではないでしょうか?
しかし、歯科治療でも、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を改善し、全身の免疫力を高めることは、歯槽膿漏、歯周病、口臭などの根本的な改善をするためには、必要なことなのです。
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ところで、歯科治療と全身状態の健康がどうして関係するのでしょうか?
皆さんは、疲れたり病気になったりと体調が悪いときに、歯茎がうずいたり腫れたりしたことはないでしょうか?実は、歯周病、歯槽膿漏に代表されるお口の病気と全身の免疫力は密接に関係しているのです。
また、糖尿病をはじめとして、高血圧、動脈硬化、高脂血症、肥満などの生活習慣病は、歯周病を悪化させる要因になっていることも最近わかってきました。
ですので、全身管理を行うことで、全身を体の中から若返らせ、生活習慣病を改善し、免疫力を高めることによって、歯周病や歯槽膿漏が根本的に治療できたり、
虫歯予防ができる可能性があるというわけです。
そして、歯周病が改善し、全身状態も良くなることによって、口臭の改善にもつながります。
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通常の歯科治療では、歯周病の場合であれば、予防の段階では、歯磨きや歯石取りを行い、中等度から重度の歯周病になると、歯茎の中のお掃除や歯茎を切って手術をする治療など、歯周病になっているお口の中だけが予防や治療の対象です。
虫歯の場合も同じで、予防では歯磨きを正しく丁寧に行ったり、フッ素を歯に塗るなど、そして、虫歯になったら虫歯を削って詰め物をするなど、こちらもお口の中だけが予防や治療の対象です。
これに対して、全身管理による歯科治療では、歯周病、虫歯などをお口の中のみの病気と考えず、全身の病気として管理するという考え方をします。
つまり、全身を
健康にすることで若返らせ、歯周病の悪化する要因の生活習慣病を改善することで、体全体の免疫力が高まり、それによって、歯周病、虫歯などにならないように予防する。また、免疫力を高めることによって、歯周病や口臭を根本から改善させるという考え方です。
そういう意味では、全身管理による歯科治療は、究極の予防医学とも言えるかもしれません。
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アメリカには、『Priority to Dentistry』という言葉があります。
これは、『大きな病気をする前には、その前兆として歯科の病気が出る』という意味です。
つまり、全身状態の不調は、まず歯周病などのお口の病気として現れてくるわけです。
逆に言えば、全身の免疫力を高めて、全身状態を改善すれば、結果として歯周病などのお口の病気も予防や改善が期待できるわけです。
また、ご存知の方も多いと思いますが、
歯槽膿漏、歯周病は糖尿病などの全身疾患と密接な関係があり、歯周病の治療で糖尿病が良くなるという研究結果も出ているほど、お口の病気と全身の病気には密接な関係があります。
歯周病と糖尿病の関係についてはこちらをご覧ください。
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全身管理による歯科治療と通常の歯科治療の比較は、例えば歯槽膿漏、歯周病治療を例にしてみると、よくわかります。
通常の歯周病治療は、一通り歯茎の治療が終わっても、再発することが良くあります。
再発した場合、患者さんも歯科医師も、再発は歯磨きなどのメンテナンス不足が原因と考えるのですが、再発した時の全身状態に注目してみると、概ね疲れていたり風邪などの病気になったり、過度のストレスが加わった時などの時期と重なることが多いのです。
また、糖尿病をはじめとして、高血圧、動脈硬化、高脂血症、肥満などの生活習慣病を持っている方々は、お口の中の歯周病治療をしても、治りが悪かったり、再発してしまうこともよくあります。
つまり、歯周病が再発したのは、実はメンテナンス不足などが原因ではなく、全身の免疫力が下がったことが原因だったり、生活習慣病が要因の場合が少なくありません。
特に、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を引き起こす活性酸素は、歯周病の悪化と深くかかわっていますので、活性酸素を除去することは、歯周病治療においても重要な事として認識され始めています。

歯周病と活性酸素の関係についてはこちらをご覧ください。
また、食生活が乱れていたり、色々な薬を多用したりしている方も、歯周病が悪化していることがよくあります。これも生活習慣の乱れで、全身の免疫力が下がっているのが歯周病の原因と言えるわけです。
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全身管理による歯科治療は、糖尿病をはじめとした生活習慣病を改善し、全身の免疫力を高めることによって、歯槽膿漏、歯周病、虫歯、口臭などのお口の疾患の予防と改善を目的としています。
また、全身の代謝が良くなることで、結果的にお肌の状態も良くなる美容効果も期待できます。
全身管理による歯科治療は、専門的には歯科免疫療法と呼ばれるもので、免疫細胞療法、温熱療法、食事療法、プロバイオティクス(口腔内科)、サプリメント療法などの内容に分かれています。
このうち、ご自宅で比較的簡単に行えるのが、プロバイオティクス(口腔内科)、食事療法、サプリメント療法などです。
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悪玉菌が増える
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プロバイオティクスとは、抗生物質(アンティバイオティクス)に対比する言葉で、抗生物質のように有害な菌と同時に有益な菌も殺すのではなく、元々体内にいる有益な菌を増やして健康を守ろうというものです。
健康な時には、細菌は一定のバランスを保っていますが、バランスが崩れると悪玉菌が増え、善玉菌が減ります。
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プロバイオティクスは善玉菌を増やして、善玉菌と悪玉菌のバランスを整え、元の正常なバランスに戻す働きをします。 |
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菌のバランスが保たれている状態
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最近の研究で口の中にいる乳酸菌LS1(ラクトバシラス サリバリウスT1
2711)に、歯周病の悪玉菌であるPg菌(P.gingivalis)の殺菌効果があることが確認されました。
高濃度の乳酸菌LS1を含んだ、歯科用オーラスヘルスタブレットは、歯科医院販売用に作られている製品で、一般に販売されている乳酸菌LS1含有の錠剤よりも高濃度に乳酸菌LS1が含まれている錠剤です。
また、全身の善玉菌を増やすことによって、免疫力向上も期待できます。
乳酸菌LS1によるプロバイオティクスについては、こちらをご覧ください。 |
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食事療法を行うためには、まず現在自分が不足している栄養素がなんであるか、把握することが大切です。
栄養素には、多くのものがありますが、その中でも歯科に関係する栄養素には、ミネラルが関係しているものが多くあります。
例えば必須ミネラルの中のマグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、モリブデン(Mo)、セレニウム(Se)などが不足したり過剰になったりすると、歯周病を誘発したり、虫歯になりやすくなることが知られています。
また同じく、必須ミネラルのカリウム(K)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、亜鉛(Zn)などが不足したり過剰になったりすると、歯周病を悪化させる要因になる糖尿病や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病を誘発します。
ですので、現在のミネラルバランスを把握することで、不足するものについては、個々のミネラルを多く含む食品を食べるように心がけたり、サプリメントを摂るようにし、過剰なものについては、摂取を控えるようにします。
また、一週間の食事をすべて記録して、現在の食習慣を把握し、問題点を知ることも、食事療法には重要なポイントになります。 |
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私達は健康を守るために、健康診断や定期健診に行きますが、通常の健康診断では採血をするための痛みや検査前の食事制限などもあり、それがストレスになって、なんとなく足が遠のいている方も多いのではないでしょうか。
それに比べると、毛髪ミネラルバランス測定は、毛髪を切るだけなので、採血や食事制限もありませんから、とても手軽で簡単です。
人間の体は、20歳から25歳をピークに老化が始まると言われていますが、健康維持には、その年齢と現在の生活スタイルに合わせたケアが必要不可欠です。
そういった意味では、検査に痛みやストレスが無い毛髪ミネラルバランス測定は、無理なく継続した検査が出来る方法です。
毛髪ミネラルバランス測定についての詳細はこちらをご覧ください。
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サプリメントは沢山の種類があり、どれを飲んでいいのか迷ってしまいますが、『
ソデッシュ』は、生活習慣病を引き起こす活性酸素を除去する抗酸化作用がある大豆、小麦胚芽、ハトムギ、緑茶、ゴマなど14種類の植物原料を遠赤外線による焙煎と麹による発酵で低分子化し、栄養素の身体への吸収性を高めた抗酸化サプリメントです。

活性酸素は、呼吸する過程で絶えず生成されている物質ですが、増えすぎると正常な細胞まで傷つけてしまい、様々な生活習慣病を引き起こす原因になります。
ソデッシュは、この活性酸素を取り除くSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)という酵素を含んだサプリメントで、日本で唯一、活性酸素抑制組成物として特許を取っているSOD様抗酸化食品です。
『ソデッシュ』についての詳細はこちらをご覧ください。 |
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全身管理による歯科治療を併用した歯周病の治療例(38歳男性)
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全身管理による歯科治療を併用した歯周病の治療例(61歳女性)
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歯周病の治療前
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右の写真は、歯周病で前歯を多く無くされて、取り外しの入れ歯を長い間使われていた方です。
今まで何回も入れ歯を作り直され、
歯槽膿漏の治療も長い間されてきたそうですが、一向によくならなかったそうです。
合わない入れ歯を無理に使い続けてきたために、 歯周病が進行し歯茎も赤くただれていました。
この場合の問題点は、歯周病に対する総合的な診断と治療計画を立てていなかったことにあります。
ほとんどの場合、歯周病は歯の揺れや、歯茎の出血などが最初に現れますが、症状が現れたところだけ治療して終わりにするその場限りの歯周病の治療をしていると、だんだんと歯周病の症状が大きくなり、気づいたときには歯周病で歯を抜かなければならないところまで進んでしまいます。
また、この方は糖尿病と高血圧でしたが、これらの生活習慣病も歯周病を悪化させる要因になっているようでした。
糖尿病と歯周病の関係についてはこちらをご覧ください。
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| 歯周病の治療後の写真です。
歯周病の処置をすべての歯と歯茎に施し、歯茎の下に埋まってしまっていた歯の根も矯正力により引っ張り出して、最終的には一本も抜かずに治療することが出来ました。
歯が多く残せたので、取り外しの入れ歯はやめて、全体をブリッジタイプの差し歯にしました。
取り外しの入れ歯がなくなったので、 歯周病だった歯茎の状態も正常に戻っています。
また、治療中にパーフェクトペリオでの虫歯菌と歯周病菌の完全殺菌を行い、治療後はパーフェクトペリオホームケアを使用していただくことで、お口の中に虫歯菌と歯周病菌が居ない状態を保つことによって、良い状態を長く保っています。
歯周病が悪化した要因の糖尿病と高血圧については、ソデッシュという糖尿病や高血圧を引き起こす因子の活性酸素を除去するサプリメントを処方しました。
結果として糖尿病と高血圧も改善が見られ、それによって全身状態も良くなり、歯周病の再発が無い状態を保っています。
パーフェクトペリオについての詳細はこちらをご覧ください。 |
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歯周病の治療後
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